誉め兄弟
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チケット
作家×演出 対談
チラシ撮影兄弟
誉めブログ

公演情報
スクエア vol.33
誉め兄弟
作:森澤匡晴 演出:上田一軒

出演
上田一軒 森澤匡晴 北村 守 山本禎顕
吉沢紗那 川末 敦 馬場良仁 山口菜月
嘉納みなこ(かのうとおっさん)
ののあざみ

日時
2013年10月
4日(金)19:00
5日(土)14:00/19:00
6日(日)12:00/16:00
※開場は開演の30分前より、受付および当日券の販売は45分前より開始します

会場
ABCホール
大阪市福島区福島1-1-30 TEL:06-6451-6573

チケット料金【全席指定】
前売3500円 当日3800円 学生2000円(要証明書)

問い合わせ先
TEL:070-5466-8625(PHS)
e-mail:
誉め兄弟 チラシ
会場地図
Google Mapはこちら
阪神本線「福島駅」から徒歩5分/JR東西線「新福島駅」から徒歩5分/JR環状線「福島駅」から徒歩7分
京阪中之島線「中之島駅」から徒歩7分/JR「大阪駅」から徒歩15分
※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします
イントロダクション

死んだ男の残したものは
うらみ、かなしみ、おかしな発明
それと
ほめたたえあう3人の息子たち

謎の多い人生を送った発明家・御手洗晴男が急死し、幼いころに家族離散して以来会っていなかった息子たち、明男、光男、輝男の三兄弟が顔を合わせることになった。
この3人、父親は同じだが、それぞれ母親が違う異母兄弟。長男明男が15歳、次男光男が12歳、三男輝男が9歳のときまで貧しいながらも家族5人でなんとか生活をしていたが、3人目の母が他界し、4人目の母を迎え入れる際、両親の不仲、母親による虐待、父親の放埒などにより家庭が崩壊する。晴男は「家族解散」を宣言し、兄弟はそれぞれ里親に出され、別々の人生を歩むことになる。そしてこの度、父晴男の訃報を受け、四半世紀ぶりに3人は顔を合わせる。
三兄弟は不遇な幼少時代を過ごしたためか、父親の影響か、3人ともが申し合わせたかのように、破天荒なまでにバカ正直でお人好しな大人になっていた。
故人晴男は、そのあまりに型破りな性格のため、4人目の妻と別れてからはずっと独り暮らし。しかし近年、運命の人幸子と知り合い、ひっそりと二人で暮らしていた。
晴男の急死による悲しみで何も手につかない内縁の妻幸子の代わりに、三兄弟の幼なじみ小吉が葬儀の準備をしていると、暁美という女性が現れる。暁美は晴男が生前通っていたスナックのママで、いろいろ晴男の世話をしたので遺産を頂きに来たのだという。彼女が差し出したのは晴男の手書きによる遺言状。しかし、遺言状の内容は曖昧で意味不明。
三兄弟は、暁美の為、そして独り残された幸子の為に、無い知恵を絞りまくり、すべての人が幸せになる答えを導き出そうとする。
居合わせた人々は、亡き晴男の残したまるで暗号のようなメモを辿り、晴男の真意をさぐる。そして、数少ないヒントからの憶測は有らぬ方向に。
そうこうしているうちに、この暁美と3兄弟との意外な関係が徐々に明らかになってくる。そして、やっと解決の糸口が見えたかどうかというときに、暁美は姿を眩ませる。
探す3兄弟。どこまでも、どこまでも探す3兄弟。
3兄弟の無償の愛には、どんな妬みや嫉みも消えて無くなる。
利害渦巻くドロドロの遺産相続ドラマの逆を行く、いわば性善説コメディ!
今回の『誉め兄弟』はスクエアの中でも少し異色で特別な評価を得た作品の再演です。

内容は簡単にいえば遺産相続のお話です。
ただし、見たことない遺産相続。
かつて家族を「解散」した父親が死に、離れ離れになっていた息子たちが、小学生以来の再会を果たします。
息子たちはもうすでにおっさんです。
発明家で自由気ままな人生をおくった父親の残したものは何だったんでしょうか。

初演は5年前。
作家の森澤が、「より世界観を重視したものをつくりたい」と意気込んで書き始め、これまで以上にとんでもないキャラクター、とめどなくバカバカしいセリフを書き綴りました。
終盤、そのバカバカしさがそのまま得も言われぬ感動に転化した瞬間、この作品はすごいものになると確信しました。

今回、キャストも台本もリニューアルして、さらにエンターテインメントな作品に深化させてお贈りしたいと思います。

上田一軒
出演者
上田一軒

ブログ「一軒随想」

森澤匡晴

ブログ「三十路一文字」

北村 守

ブログ「狂喜日記」

山本禎顕

ブログ「拝啓、お母さん。」
Twitter

吉沢紗那
川末 敦

ブログ「独り言。」
Twitter

馬場良仁

Twitter

山口菜月
嘉納みなこ
(かのうとおっさん)
意気込み
私の兄は昔から素行が悪く、問題ばかり起こしていました。兄がヤフオクで100円で買ったデジカメを、3000円で売りつけられたことを今でも思い出します。今なお問題の多い兄ですが、決して憎みきれず、なぜか愛さえ感じる始末です。そんな、なんで生まれたかよくわからない愛を、 舞台上で出していけたらいいなと思います。

ブログ「かのうとおっさんの ああ密談」
Twitter

ののあざみ
意気込み
「誉め兄弟」というタイトルに惹かれた。
「スクエア」という劇団は昔から知っていた。
でも、そこに出演するなんて想像できなかった。
チラシ見て、ちょっと実感わいてきた。
稽古はじまったら、もすこし現実になるかしら。
じゃあ舞台に立ってみたら…?
あーもう、今からドキドキが止まらないのです。

ブログ「寄り道のススメ」
Twitter

チケット
[1][2]のチケットご利用の際は、既定の発券手数料がかかります。
[1]スクエアオンラインチケットサービス
[1]スクエアオンラインチケットサービス
http://cnfti.com/met7371/(予約フォーム・携帯可)
予約後すぐにお近くのセブンイレブンでチケットをお受け取りいただけます。代金はチケット受取りの際にセブンイレブンでお支払いいただきます。
※ご予約前に、観劇ポータルサイト「カンフェティ」への会員登録(無料)が必要となります。
[2]カンフェティ(セブンイレブンでお受取り)
[2]カンフェティ(セブンイレブンでお受取り)
WEB予約=http://www.confetti-web.com/
電話予約=0120-240-540(平日10:00~18:00)(会員登録不要)
[4]スクエアチケット取り置き予約
[3]スクエアチケット取り置き予約
(公演当日受付での受け渡し及びご精算となります)

スクエア「誉め兄弟」予約ページ=
【パソコン】https://ticket.corich.jp/apply/47302/
【携帯から】http://ticket.corich.jp/apply/47302/
※お席は公演当日の空席の中からご予約順の振り分けとなります。
対談
今回の『誉め兄弟』は、5年ほど前に上演されて好評を博した作品のリニューアル再演です。
発明家である父親が急死し、小学生の頃に家族離散して以来会っていなかった息子たちが顔を合わせるというお話です。 ということで、演出の上田一軒が、作家の森澤匡晴に、作品について改めて聞いてみました。

『誉め兄弟』を書いたきっかけ

上田 えー、今回、『誉め兄弟』の再演ということで、これ、初演が5年前なんですが…
森澤 あ、もうそんなになる?
上田 うん。そのぐらいになるんやけど、まず初演の時これを書き出した動機というかきっかけというか、モチーフは何やったん?
森澤 モチーフは、えー…僕の父親が5人兄弟の末っ子なんやけど、その兄弟の長女と次女の2人っていうのがおじいちゃんの一人目の奥さんの子供で、次の三女と長男が二人目の奥さんの子供で、親父はまたその次の奥さんの子供で…だから、うちのおじいちゃんは三回結婚してんのよ。
上田 ほう。それはまた…
森澤 で、兄弟腹違いなんやけど、割と仲良かって、それは、僕の親父の母親が「兄弟仲良うせなあかん」言うて、上の子供らの面倒見たり、嫁いでからもよく呼び寄せたり、そういう境遇でも仲良くできるんだと言う話を聞いてて、仲のいい腹違いの兄弟の話を書いてみようかなと。
上田 ああ、そんなこと言ってた気するな、5年前。忘れてたけど。
森澤 うん。まあ、もともとは。
上田 っていうか、これ元々20分ぐらいのコントで「誉め兄弟」ってやったよな。スクエア旗揚げの頃。まだ劇団員が3人の頃。
森澤 そう。まだ森ノ宮にプラネットステーションがあった頃、そこ主催のイベントでやったと思う。
上田 めちゃくちゃ不幸な境遇にある三兄弟が、それにめげることなく、とにかくお互いを讃え合うというか、ありえないぐらい褒め合うというか。そういうコント。それは腹違いの兄弟じゃなかったけど、それがこの作品の元になってるんやんな?
森澤 うん。そのコントでは兄弟のバックボーンっていうのはあんまり書いてなくて、ちょっとシュールな笑いのコントやったんやけど、その兄弟の境遇なり背景なりを膨らまして大きな話にしたら面白いんじゃないかと。
上田 うん。
森澤 ただ、三兄弟を演じるのに役者が兄弟にしては顔が違うという制約があって、じゃあ腹違いの兄弟にしようという案が出てきて、うちの親父の兄弟の話につながるんやけど。
上田 ああ、なるほど。

いわゆる遺産相続争いのお話の逆を行く

上田 あと、遺産相続っていうのがこの作品の大きな要素やんか?で、 僕の知り合いの若い作家が言ってたんやけど、遺産相続の話を書こうと思ってたんやって。ただ、それは自分たちの権利を主張し合ってドロドロと人間関係が渦巻く相続の話ではなくて、まったく逆の、可笑しな遺産相続の話にしたいと、そう思ってたらしい。そしたらスクエアがもうやってたって。
森澤 うん。まあ、遺産なんかそっちのけで、逆に与え合う話にしたら、コメディになるんじゃないかと思って書いたんやけど。

独特な世界観

上田 この作品は、初演当時、観たお客さんにもそれまでのスクエアの作品とちょっと違う印象があったそうなんやけど、それは森澤の中でも特別なものな感じあるの?
森澤 まあ、この作品から違ったものを書いていこうと思ったわけでは全然なくて、たまたま思いついたものがこれだったっていうだけなんやけど。
上田 「これまでとちょっと違う印象」というのは、いわゆるウェルメイドなシチュエーションコメディとして書かれたわけではなくて、もっと世界観重視っていうか、よくできた仕掛けで笑わせるというよりは、独特な世界に連れて行かれる作品っていう感じが強いんやけど。
森澤 それはそう。そうしたいと思ってた。

大幅にリライト

上田 で、今回再演ということで、5年も経ってるし、大幅にリライトをするんやんね?どいういうふうに書き直すの?
森澤 これ、頭のおかしいくらい讃え合う三兄弟が主人公で、言うたらこの三人がボケなんやけど、初演は結局周りもボケばっかりにしてしまったんで、あんまり三兄弟のボケが際立たなくなってしまったんよ。なので、周りの登場人物をちょっと変えて、三兄弟を際立たせたいとは思ってる。
上田 でも、初演のときは森澤、「アホばっかり登場させて、わけのわからん世界に連れて行く」って言うてたよ。
森澤 うん。言うた…そっちの方がええんかなぁ?
上田 初演当時、いわゆる伏線が効いてきて笑えるようなシチュエーションコメディを期待してたお客さんの中には、スクエアにしてはそういう笑いが少なかったっていうお客さんもいたんやけど、「なにこれ?これはおもしろい」っていうお客さんも多くて。今回もその「世界観重視」っていうのは変わらへんの?
森澤 まあ、今回も独特な笑いはふんだんに盛り込みながら、変な世界を味わってもらいたいなとは思ってるんやけど。

ピュアな奴には勝たれへん

森澤 う〜〜ん。これはスクエアが描くバカボンの世界かな。
上田 バカボン?
森澤 元祖天才バカボン。まぁハジメちゃんとバカボンのママはそんなことないけど、あほなやつばっかり出てきて、変な世界に連れて行かれつつも、最後ジーンとなってしまったりするそういう世界。
上田 最後ジーンとなる…あ、アニメの方の天才バカボンな。
森澤 そうそう。
上田 あほばっかり出てくるからこそ、突ける人間の本質、滲み出す感動みたいな。
森澤 そう。
上田 あほというか、まぁとにかくこの三兄弟でいうと、ありえへんくらいお人よしというかポジティブというか…ですからね。
森澤 ピュアなやつには勝たれへんていうか、小賢しいことを考えてる人より強いんじゃないかっていう…あれこれ小賢しい策を練って生きるより、それは強い生き方かもしれないっていう…そういうことが作品から滲みだしてくればいいかなと思ってる。
上田 なるほど…普通の人情劇とは一線を画しながらも、笑って泣ける芝居にしたいな。
チラシ撮影ジゴク